「そこにシワがあるから」エクストリームアイロニング
エクストリームアイロニングというスポーツ(?)を御存知ですか。
簡単に説明すると普通では考えられない過酷な場所でアイロンがけをするスポーツです。
例えば、発電機とアイロン台、シワの付いた衣類、そしてアイロンをすべて自分で背負って富士山頂でアイロンがけをしたり、高度5000mからスカイダイビングしながらのアイロンがけだったり、スケボーに乗ってエアトリック中にアイロンがけをしたりするそんな競技です。
ルールは以下のとおりです。
- 本物のアイロンでアイロンがけをすること
- 衣類のシワを伸ばすこと
この2つさえ守ればOKです。
貴方でもすぐに始められますね。
エクストリームアイロニングは1997年イギリスでロッククライマーのフィル・ショウ氏によって考案された競技です。
ショウ氏はある日、ロッククライミングに行きたいけれど溜まってしまった洗濯物にアイロンをかけねばならないと悩んでいました。
そこで彼は思いつくのです。
『両方いっぺんにやればいいじゃないかd=(´▽`)=b』と……。
そうしてイギリスのレスターでひっそりとエクストリームアイロニングは産声を上げたのでした。
その後ショウ氏はアメリカ、ニュージーランド、フィジー、南アフリカなどを歴訪しエクストリームアイロニングの普及拡大に尽力を捧げます。
その普及活動の最中に偶然出会ったドイツ人旅行者達がきっかけとなって2002年に第一回の世界大会がドイツで開催されることとなります。
この大会に10カ国8チームが参加したことで各国のメディアに取り上げられその知名度を一気に高める結果となりました。
日本でも『おかしな事やっている』という扱いでしたが何回か報道されました。
覚えている方もいらっしゃるかもしれないですね。
以下はその過酷な挑戦を記録した動画です。どうぞ御覧ください。
普段家の中でしか使わないアイロンを外に連れ出すだけの単純なスポーツですが、アイロンそれ自体の重量や付随する道具などが嵩張る事もあってかなりの負担とストレスが競技者にかかります。
これこそがエクストリームアイロニングの魅力の真髄であって最大の楽しみでもあります。
単純に見えて奥の深いこのスポーツ。 体力とアイディアさえあればその可能性は無限大です。
日本国内でもじわじわとその魅力にハマり愛好家が増えつつあるエクストリームアイロニング皆さんもいかがですか?
アイロンと根性さえあればすぐに始められますよ。
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